こだわり・品質

菅野養鶏場では、丈夫で良質な卵を産む赤玉鶏の王者といわれている「シェーバーブラウン」という鶏種を扱っています。

卵殻は濃褐色で、卵内品質も良いとされています。

また、鶏は日齢180日前後で概ね大人になりますが、当養鶏場では、鮮度のピークである日齢180～300日のみの鶏から産まれる活力のある卵を厳選して「のだのたまご」としてお届けしています。しっかりとした弾力のある白身と黄身は、濃厚で味わい深いのが特徴です。

徳用卵に関しては日齢300～400日以降の卵として販売しております。日齢上ビタミン、カルシウム等の増加が必要なため、飼料内容は一部異なります。

野田市は 利根川、江戸川、利根運河に囲まれた水源豊かな土地で、メダカやホタル、コウノトリが生息しています。多様な生物が生息できる環境は、人間にとっても安全・安心な環境であるともいえます。

そうした自然豊かな野田市の地下水を汲み上げ、さらに炭でろ過して衛生管理をしたキレイな飲水を鶏に与えているので、お腹の弱い方でも食べやすい卵になっています。

鶏に水道水・雨水は一切与えていません。このように、安心・安全でおいしい卵をつくるためにも、菅野養鶏場では鶏の飲水にもこだわっています。

卵の状態をチェックしながら、栄養価とその消化や吸収などを分析し、飼料の配合を細かく調整しています。鶏の成長に合わせて餌の内容や配合を調整し、常に最高の状態を保てるよう努めています。

飼の種類を変えながら、数種類のミネラルや漢方薬を加えたり、高級餌を与えたりして試行錯誤の末、現在の飼料に辿り着きました。飼料にこだわることで健康な鶏に成長し、生臭さのない卵本来の味わいを実現しています。

安心・安全な卵をつくるためにも、合成着色料、抗生物質・抗菌剤不使用、化学物質は一切使用しておりません。

鶏の飼い方には放し飼いや平飼いなどもありますが、菅野養鶏場ではケージでの飼育をしています。昔、養鶏業界は、平飼い鶏舎では十分な清掃ができず病気が蔓延したため、現在は床を上げてケージ飼いにすることにしました。

ケージで飼育をすることで、鶏の本能からくるケンカによるストレスやケガ、野生動物からの感染症などを防いでいます。鶏の健康管理もしやすく、卵に土などが付着せず衛生的でもあります。また、ハエの発生や鶏舎独特の臭いも激減し、周辺環境にも配慮した飼育方法です。

鶏をケージに詰め込むことはなく、十分に動けるスペースを確保しています。その他、鶏舎内の日当たり、空気、温度、湿度など、常に気を配って鶏の過ごしやすい環境づくりに努めています。

よく卵の表面がザラザラしていることはありませんか？

これは卵の粘液「クチクラ層」と呼ばれるもので、卵の表面から細菌やウィルスが入るのを防ぐ役割をしています。

このクチクラ層は、洗うと水に溶けてしまう性質があるので、産み落とされてから洗わない「無洗卵」にすることで雑菌の侵入や鮮度を保ちやすくなります。

ご希望の方はお気軽にお申し付けください。